特許出願前の発表はNG
特許には新しさ(=新規性)が必要です。
そのため出願前に発明の内容を発表することはNGです。
「え・・・?自社の発明を自社が発表するんだからいいんじゃないの?」
そう考える方がいるかもしれません。しかし自社が発表したとしても、その時点で新しさが失われるのでNGです。(※一定条件下で例外手続きもありますが、本当に「例外」としてお考えください)
特許出願は、特許事務所に依頼してから出願完了まで一般的に1~2ヶ月かかります。ですので、直前の依頼には対応できないことが多いです。特に繁忙期(12月、3月)はその傾向が強いです。
「そんな事知らなかったよ・・・近々展示会で発表するんだけど、どうすればいいの・・・?」と焦っている、そこのあなた。
きのかでは、以下の緊急出願メニューをご用意していますので、ぜひご検討ください。
緊急出願メニュー
(1)特急出願(2週間以内に出願)
費用:追加費用10万円(+通常出願費用35~40万程度)
2週間以内に原稿を作成し、出願します。
(2)超特急出願(5営業日以内に出願)
費用:追加費用15万円(+通常出願費用35~40万程度)
5営業日以内に原稿を作成し、出願します。ソフトウェア分野でのみご利用いただけます。
具体的には、最低限の内容で超特急出願(=基礎出願)を行います。そして基礎出願の出願日から1年以内に、その超特急出願に追加の内容を補充した出願(国内優先権出願)をします。このようにすることで、最低限の内容については発表前に出願することができます。つまり、発表によって新規性が失われたという事態を回避することができます。
お申込方法
専用の緊急出願申込フォームに、必要事項を記入いただき、送信ください。追って、お電話でご連絡させていただきます。
- 発明のカテゴリ(ざっくりとカテゴリを教えてください ex. 鉛筆、椅子、装置、プログラム)
- 技術分野(どのような分野に使われますか?)
- 従来技術(その分野では、現状どのような技術がありますか?)
- 従来技術についての課題(現状の技術では、どのような課題がありましたか?)
- 解決手段(今回、どのようにして課題を解決しましたか?)
- 効果(課題解決により、どのような効果が生じますか?)
以下の発明説明シートを添付いただくとスムーズです。
<発明説明シート>
<記入例>
留意事項
お申込をされても、従来のお客様と重複する技術分野であったり業務過多である場合、お受けしかねることがあります。その点、ご了承ください。